aromatic alchemy series
わたしと自然を結ぶ、やさしい精油。
精油を抽出する蒸留の技術は、錬金術で不老不死の秘薬「エリクシル」を探求する過程で生まれました。
錬金術師たちは、蒸留によって不純なものを分離して得られる最も純粋な産物である「生命の水」こそが、地上界と天界とを結ぶ第五精髄であるとして、植物の生命力の精髄を「精油(エッセンス)」と名付けました。
また、現代では精油を用いたアロマテラピーは、補完代替療法として、西洋医療では補えない部分に対して補完的に用いることによって自然治癒力を高めたり、病気や治療によって生じるストレスや不快感などを取り除くことによって患者さんのQOL(生活の質)を高めるための療法として活用されています。
Aromatic Alchemyシリーズでは、愛と情熱あふれる作り手とともに、わたしたちの心と体を植物の生命力と結び調和する、やさしい精油製品をお届けします。
調香師
森 祥子(アロマの杜 主宰)
JAA認定アロマコーディネーター
JAA認定アロマトップインストラクター
AEAJ認定アロマインストラクター
アロマの杜 主宰
1997年イギリスでアロマセラピーと出会い、その後、2000年にアロマコーディネーターライセンスを取得。
アロマトップインストラクター、 ボディーセラピスト、マタニティアロマセラピー、介護アロマセラピー、心理アロマセラピー、スポーツアロマセラピー、薬膳アドバイザー等の資格を取得し、スクール『アロマの杜』を開講。
普及のため、九州産のアロマ蒸留やボランティア活動も積極的に行う。
「植物には、人を癒す力があります。私たちは、その一つ一つの植物の個性を活かして香りを組んでいきます。アロマ(精油)は多数の香りの分子によって成り立っており、それらをブレンドするということは、化学でもあり芸術でもあります。目に見えない香りは、人の五感に働きかけ、感性を磨き、日常に新たな風を送り込みます。
心身を健やかに保つ、天然の香りのみによるブレンドの価値をぜひご体感ください。」
生産者
田島柑橘園&加工所
佐賀県太良町のみかん農家の先駆者ともいえる田島柑橘園。
完熟クレメンティンをつかったみかんジュース「セニョリータ陽子」は2010年の日本経済新聞NIKKEIプラス1なんでもランキング「夏に美味しいご当地ジュース」で第1位に選出。またJR九州のクルーズトレイン「ななつ星」にも採用されるほどの高品質な柑橘を栽培。
それら高品質な柑橘を活かして「体にやさしいアロマ」を目指し、水蒸気蒸留法で光毒性ゼロ・農薬検出ゼロの精油づくりを行っている。
「柑橘農家も気候変動、後継ぎ問題など、たくさんの地域課題を抱えています。私は柑橘栽培を手掛けて50年、柑橘の先進国スペインや海外にも学んできました。我が家で作ったジュースは皮を傷つけずにまだ搾れる状態でしたので、もったいないというお声が多くありました。そこで柑橘の香りを生かした日本ではまだ少なく、レベルの高いアロマオイルを目指したいと思いました。水蒸気蒸留法で作ることで光毒性のないアロマオイルになりました。」
フィルター
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